ヤマト運輸について

一人の若者として話をさせていただきます。実は私、今話題のヤマト運輸のドライバーとして横浜で2年間勤務していました。契約社員で入社し1年で正社員となり、辞める時も大変悩んだ。給料は悪くないし、結婚したら手当がつく、子どもが一人、二人出来ればその分、手当も厚く、シフト制で正社員は休みが月に10日あり、それ以外でも半日での帰宅も出来たりもする。リフレッシュ休暇として9連休を貰ったこともあった。仕事でミスをした時や、理不尽なことで上司とぶつかった時も、職場の先輩、仲間が若造の私を助けてくれた。そのうえで、お世話になった会社についてはあまり言及をしたくはありませんでしたが、これだけ注目を浴びてしまっているので、今も横浜で働く仲間たちがやりがいを持って生涯働けるために、今回のヤマト運輸が現場の声を一番に考えたサービスの見直しを行うことを期待し、私たち市民にとって一番身近なヤマト運輸の行き過ぎたサービスをみんなに正しく理解して欲しいと思います。何よりも働きすぎはごめんだぜ、長時間労働に法規制を、100時間残業OKは働き方改革じゃないことを訴えたいのでよろしくお願いします。

 私が働いていた時もおかしなサービスが委託されていた。今はなくなったと思いますが、セブンイレブンにお弁当を取りに行って、午前中にお弁当を届けるセブンミールというサービスをヤマトのドライバーがすること。会社は委託を受け儲かるが午前指定の荷物を届けなければいけないドライバーにはただの負担でしかなかった。特に私が担当していたコースはこのセブンミールに苦しめられました。セブンミールの集配がない時はうれしかった。あるとないではドライバーの負担が全然違うサービスでした。

 次に宅急便は午前指定のものだけではない、料金の上乗せでタイムサービスという10時までに届けなければならないサービスもある。ドライバーは午前指定でもうたくさんですよ。一番遠い場所にタイムサービスの荷物を届けなければならなかったときは辛かったですね。僕が担当していたコースは毎日、飲食店宛のタイムサービスが届いていました。あと宅急便は縦横高さ合わせて160センチ以内もしくは25キロまでなのに、ヤマト便という高級品や自転車、車のタイヤ、精密機械など宅急便のサービスを超えたサイズ、重さの荷物があり、実は一人で運ぶのが難しい荷物を荷受けしています。主に一人で荷物を運んでいるのに1人で運ぶのが難しい荷物があるのはおかしいし、近年物量が増えていることを考えると、まず朝の1便では積めないので、もう廃止でも良いのではと思います。あと、このヤマト便は料金が安すぎる。

 ネット通販の普及でアマゾンが増えたことがよく取り上げられますが、アマゾンの荷物が悪いわけではないのが私の考え、ネット通販以外の宅急便は昔みたいに多くなく、アマゾンがなくなれば仕事が激減するのは事実、私はアマゾンの荷物は運びやすくて好きだった。悪いのはアマゾンではない、ドライバーの現場を考えずに利益ばかり追求して行き過ぎたサービスで溢れているヤマト運輸の現状に問題があるのです。私が取り上げたのはごく一部で、サービスの他にもたくさんの負担が現場にかかり疲弊しきっていると思われます。

 配達に行けば荷物を楽しみにしているお客さんが待っている、コーヒーやジュースをくれたりする。農家ではたくさんの野菜をいただいたりする。だからその分、配達、集荷、営業、物販を頑張れる。そこでみなさんに出来る限りのご協力をお願いしたい、ドライバーを励ましてほしい、5月の母の日までの3日間、7月のお中元、12月のお歳暮は繁忙期、急ぎでなくずっと在宅しているのであれば再配達は時間指定なしにしてほしい、あと原則印鑑を貰わなければならないので常に玄関先に印鑑を置いといてほしい。言いたいことはたくさんあるけど、これだけでもドライバーは救われます。今回のサービス見直しで12時から14時の時間指定がなくなるのは前進です。

3月5日のしんぶん赤旗。

神奈川新聞。

そして何より昨日の各新聞の一面はヤマト運輸の未払い残業代の支給です。しっかり払ってもらいましょう。これは労働者の権利です。そして残業代未払いの会社は積極的にヤマト運輸に続いてください。みんなで声をあげてブラック企業、ブラックバイト、サービス残業を根絶して、人間らしく働けるルール作りを促進していきましょう。

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